M1 MacBookPro13で動画編集

評判の良いM1 MacBook Proですが、実際に自分が使ってみたときにはどんなモンなのか、という思いがありました。しかしなかなか外でビデオ編集をするような機会がこのコロナ禍ではなく、その性能を試すことはなかったのですが、今回仕事でビデオの編集をすることになり、MacBookProを持って仕事場で十数分のフルHDの動画を編集しました。

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*写真は仕事場ではありません

あるイベントを事前に録画収録しておいて当日ビデオで流す、ということで撮った素材にオープニングを付け、後はカット編集と出演者がかんだところをつまむ作業をしました。正味編集に2時間くらいかかりましたが、バッテリ残量は23%、SurfaceBook3よりかは体力を残している感じがしました。編集ソフトがSurfaceBook3ではPremiereProでMacBookProではFinalCutProと違いがあり、習熟度で行けばPremiereProの方が高いのですが、FinalCutProもそれほど難しいソフトではないのでほぼ作業にかける時間は同じくらいだと思います。

二つのマシンは金額的にMacBookの方が半分くらいですが、それでも同じようなことが出来るのですから、たいしたものだと思います。

…まあ、巷の評判をそのまま信じるならもうちょっとバッテリーが残りそうなものだと思ったのも事実なのですが。

本体も軽く、値段もかなり安く、それでも同程度にバッテリーが持ち、動画編集も同じくらいの手間で出来る。そう考えるとこのMacBookProはずいぶんリーズナブルなマシンだと思います。

郷愁に浸る2

図書館に行って懐かしい本を読んできた年末でしたが、その時に借りてきた2冊の本を読み始めました。

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アンタレスの夜明け

宇宙船の回転重力などは2010年のレオノフ号っぽいですし、ワープの理論にしてもそれっぽい理屈もあるし、色々と楽しいわくわくするSFで、中学校時代のお気に入りのシリーズでした。

写真の本は1作目で、2作目に『アンタレス突破』という作品があります。中学時代はインターネットもなく、大学に入ってからネットで調べてみましたが3作目はなかったので、売れなかったのか何らかの理由で3作目は世に出なかったのだ(2作目は1980年代に出ています)と思っていました。ところが今回改めて調べてみると、2002年に続編が出ているようです。ただ、日本語版は出ていないようなのでで、続きを読みたいのなら頑張って英語版にチャレンジするしかないようです。それはそれでいいのかもしれませんが……。

明後日が返却日なので、2作目も明日頑張って読みたいところです。

PS:アマゾンで中古を見つけたので、購入しました。

 

 

郷愁に浸る

私にとってのSFは故郷のようなものです。『失われた世界』『生きている首』などの古典SFは小学生だった私を空想世界へ導いてくれました。シャーロック・ホームズやルパンなどと一緒に図書室にあった本を片っ端から読んでいった私ですが、SF以上に私を引きつけたものはありませんでした。

 

アジモフファウンデーションシリーズやクラークの2001年シリーズは傑作ですが、自分の中でひときわ存在感を放っているのはクラークの『幼年期の終わり』です。

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クラークの作品はすべて読んだわけではありませんが、ハヤカワ版のこの作品は何度も読み返したものです。

第1部に手が加わったの版が出たのはずいぶん前から知っていましたが、なぜかこの本は電子書籍ではなく紙の本で読みたいと思っていました。昨日、久しぶりに図書館を訪れて探してみると棚にあったので、手に取りました。

 

SFは科学でありながら哲学であり宗教である、ということを体現している本書は、何度読んでも感動します。FSSにも影響の大きいこの作品は、飽きが来るということがありません。ネタバレを避けるために内容については触れませんが……オーヴァーロードの悲哀とジャンの歓喜の言葉を含んだこの作品は、SFというジャンルの中でも記憶されるべき質の高いものでしょう。

ただタイトルが長いだけで中身のない作品が多い中で、この優れた文章に触れれば小説というものがいかに豊かなものをもたらしてくれるか、小説とはいかなるべきであるかを知ることが出来るでしょう。

 

正直この作品を映像化できるとは思えませんが、もし可能なら見てみたいものです。上帝の姿をいかに表現するかは、ある意味難しいでしょうし、上霊の姿を如何に作品にふさわしく表現するかは更に困難でしょうが……。

気まぐれに寄った図書館でしたが、良い収穫がありました。

 

 アマゾンで探してみたらビックリ、こんな表紙になっていました。私の知っている表紙はもっと硬派だったはずですが……(^_^;)

コロナで旅が出来なくなって、改めて旅の価値を振り返る

県外に旅することが出来なくなって数ヶ月、四国ないどころか県内さえも自粛せよ、という雰囲気になってきています。

一時は車にアホほど乗って西は熊本県、東は静岡県まで車中泊をしながら旅をしていたものですが、友人が列車旅をしているのに憧れて自分もするようになりました。車中泊はネカフェ泊になり、相変わらず泊まることには無頓着ですが、旅自体の質は車時代とは変わりました。

車は自分が運転するので風景も十分に楽しむ、というわけにはいきませんでしたが、列車では更にその時間が減りました。書き間違いではありません、減りました。

なぜなら、電子書籍などを楽しむようになったからです。

乗り物酔いは生涯で一度きりの人間です。何時間でも読んでいられます。

文字を追っていては風景を楽しむ時間なおありません。おかげで同じところに旅をしても何度でも楽しめます。

 

車時代は『アイドルマスターモバイルi』という位置情報を使ったスマホゲームで多くの設定されたポイントに行くのが旅の目的の一つでした。しかしこれも数年前にサービス終了となり、新たに私が見つけたのが『駅メモ』という駅の位置情報を使ったスマホゲームです。

これは陣取りゲームの要素もあってアイマスよりも中毒性が高く、見事にハマっています。キャラクタの魅力というのもあるかもしれません。

旅することの楽しさは他にもあって、旅先でカフェを見つけてそこで日記を書いたり友人に手紙を書いたりする、ということもあります。旅先で見つけたものや感じたことを文字で共有するというのは、SNSを使ったものとはまた違った面白さというものがあります。

すぐに伝わらない、というもどかしさや不便さが手紙にはありますが、己の内側を表現するという意味においては写真や動画と同じですし、文字でしか伝えられないものもあるので、ごく私的な表現をするというのは私にとってとても貴重なことであると思っています。

美しい万年筆と美しいインクに載せて拙い言葉をどうにか文字にしていく過程は、私にとっての数少ない自己表現であり、癒やしであり、かけがえのないものであります。文字を書いている時間というのは私が私で居られる時間なのだと思います。

 

非日常の空間、“私”と接続しない空間に身を置いて“私”を見つめるという行為は、一人旅だからこそ出来ることです。旅をするからこそ辿り着けることです。

その空間を得られる、その時間を過ごせるのが私にとっての旅の価値であり、贅沢なのです。

MacBookProを快適に

MacBookProを使い始めて一週間。久しぶりにMacをメインに使うので、色々と忘れていることやOS自体が変化していることもあって慣れるための一週間になっています。

快適に使うためのアクセサリを購入していて、USBハブや液晶保護、トラックパッドパームレスト、本体を保護するためのステッカーなどを購入しています。また、TouchBarのカスタマイズも進めてきましたし、色々なソフトを購入してもいます。

ソフトで購入したのはまずセキュリティソフト。Avast系のものをひとまず購入することにしました。またOffice365。買い切りの2019にしようかと迷ったのですが、アップデートの速い365にしました。ひょっとしたらOfficeは必要のないものなのかもしれませんが、仕事で使うものでありますし、リモート環境で使えるとはいえ色々と手元で使えると便利なこともあるだろう、という考えもあって、購入することにしました。

スリーブも買うことにしました。保護ステッカーを貼っているとは言え、鞄の中で色々なものにぶつかって傷つくのもいやですし、参考にしたYouTuberさんもスリーブを使っていて格好いいなあと思ったので、安いフェイクレザーのものを買うことにしました。

使いやすい環境にするということで、色々なものを買いそろえていっていますが、この辺りで一段落、ということにしようと思います。今買っているものを動画にまとめてYouTubeに挙げようと思うので、出来たら編集をしていこうと思います。