旅の鞄

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私は鞄が大好きです。たくさんの鞄を買っては自分の思うものでないと新しいのに買い換え、ということを繰り返しています。自分の荷物をぴったり収めたい、しかし買い物をした時に荷物を入れる余裕が欲しい、用途に合わせて変わる荷物にも対応させたい、というわがままな要求に応えてくれる鞄が欲しいと常々思っています。

しかし、こういう夢の鞄は存在しませんので、仕事用、休日用と分けて対応しようとしています。

 

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そんな中で旅の鞄というのは自分にとって重要です。日常生活の中で使う鞄であれば、車に乗せられるのである程度たくさん乗せておいて必要な者を車内で移し替えて、ということが出来ます。しかし、車以外で旅に出てしまえばこういうことは出来ません。出る前に荷物を選んでおかなければいけません。

ですが、万年筆はたくさん持って出たいし、ノートや手帳も持って行きたいし、カメラも持って行きたいし、買い物をした時に荷物も入れたいし…という願望を叶える鞄を用意すれば大きすぎて移動には不向きであるし、それなりの鞄に入れようと厳選してしまうと楽にはなりますがあれが使いたかった、と後悔することもあります。

 

まあ、持っては出たけれど使わなかったというものもあるのですが、その時の気分によって使いたいものが変わるので、私はある程度選択肢を用意しておいた方がいい人間であります。出る前にこれを使おう、と決めて出かけても、いざ使う段になるとこれじゃない、となることがあるのです。

しかも、荷物も時とともに変わって行くので、ある時点では理想的だった鞄が時間の流れの中で自分の要求に応えなくなる時が来るのです。

 

人がどんな風に鞄を選んでいるのか、どんな風に荷物を選んでいるのか、知りたいと思います。