なぜ13インチMacBookProを購入したのか
これまで私が買ってきたMacはすべてノート型であります。1400cに始まり、iBook初代、無印MacBook、Air、Pro等を買ってきましたが、どれもがノート型です。と言うか、デスクトップ型を自分が購入したのはPC/AT系の2台だけです。
1台はOPENSTEPを動かすためにパーツから組み立てた自作マシン。もう一台はパソコンが不調になって繋ぎで買ったIBMの10万円くらいのもの。これだけです。
学生の頃は始めのPoweBook1400cや初代iBookなど当時としては高性能な部類のものは買えませんでしたし、IntelMacになってからはWindowsもエミュレーションで走らせることはなくなったので、それほど速いマシンを必要としなかったこともあっってAirや12インチMacBook等の軽量なマシンを選んできました。時々仕事で動画編集を頼まれることもあって、そういう時には些か苦労はしましたが、たいていの場合はProの性能を必要とするようなことはなく、記憶の中ではProは15インチを一度買ったきりだと思います。
その私が今回AirではなくProにしました。ほとんど価格差がないけれど微妙に性能差がある、と言うところで、ならAirで良いじゃん、にならなかったのはSurfaceBook3の存在があります。
私のSurfaceBook3は性能的には13インチでは最高位で、SSDの容量が上から二番目、というモデルです。半年くらい使ってきて、性能的に不満を持ったことはほとんどなく、Premiere Proを使っているともっと速いのが欲しいな、という程度です。
ただ、一点だけ不満があって、それが重量です。3㎏近いので、旅に出るときに鞄に入れるととても重たいのです。昔のPoworBookを使っていたヤツが何を言う、と思われるでしょうが、寄る年波には勝てません、出来れば軽いのを使いたいのです。これまでのMacマシンはもちろん、WindowsノートもVAIOを始めとして軽いものをずっと選んできたのです。SurfaceBookの前はSurfacreProでしたし。
ここ数年Macを更新していないので新しいのが欲しい、でもSurface Bookよりは性能は落としたくない。ここを必須条件として探したのが、16インチMacBookProです。重さもそれほど変わらない…大きくはなるけれど。性能的にはそれほど遜色はないはず…ということで考えた結論がこれでした。
ただ、大きいよなあ…高いよなあ…と思ってはいましたが。
そこに救世主のように現れたのがM1チップを搭載したMacBookです。16インチMacBookProと比べると、さすがにGPUがない分劣るところはあるけれど性能的にはそれほど段違いというわけでもない、らしい。何より軽くて安い。もうこれしかないだろう、と。
AirとProならAirじゃね?と今までだったらなるのでしょうが、どうしても欲しかったのがTouchBarです。機能的なことは結構たたかれてきていましたが、いや、これ、格好良くないです?しかも表示内容をアプリを使えばカスタマイズできるらしいですし。
ノートに拘る理由は、幼い頃見た鉄人28号のコントローラに似ているから。器用な父が厚紙や段ボールであのコントローラを作ってくれて感動したあの幼い頃より、クールな機械はノート型なのです、私の中では。
2001年宇宙の旅のHAL2000や映画WarGameのジョシュアのように、様々なモニターにいろいろな情報が映し出されるのが格好良い。TouchBarならそれっぽくなるんじゃない?ということです。ですから、今の私のマシンのTouchBarはこんな感じです。まだ発展途上ですが、ここからスタートして色々と表示させてみたい、というところです。
プラス2万円でTouchBarを買う。そんな感覚でProに決めました。以前のProでTouchBarあり/なしの価格差はもっとありましたし。
ということで、今回私がなぜMacBookPro13インチを買ったのか、ということを書いてきました。あまり参考になるような情報はないと思いますが、まあこれはブログだから、という理由で書き残しておくことにします。