Surface Pro 7、ファーストインプレッション

ということで、宣言通りにSurface Pro 7を購入しました。CPUはi5、メモリーは8GB、SSDは256GBの中間スペックモデルです。i7のものもどうしようかと迷っていたのですが、結局近くで在庫がなかったので当初の予定通りのモデルを購入しました。

パソコンを使い始めた頃はPC98シリーズが家にあったせいでNEC党でしたが、大学入学時にPowerBook1400csを購入してからは結構なApple党として過ごしてきました。仕事だったり趣味だったりでWindowsマシンを使うことはありましたが、基本的にメインマシンはMacでした。

そんな私ですが、近年ほしいと思っていたのは2 in 1のmacOSマシンです。iPadProが一番理想に近いものですが、それでもいわゆるモバイル系のOSですから、力不足の面もありました。ですから、ずっとMacBookやMacBookAirが使用回数が減ったとは言え自分の中ではメインマシンでした。

しかし、Surface Goを使ってみて、Windows10に気に入らないところがあるものの、Surfaceをきちんと使ってみても良いんじゃないかと思うようになりました。自分が使いたいように使える、という意味において、macOSと比べると足りない部分はあっても、2 in 1というマシンの利便性がそういう部分を補っているように感じています。

これからもMacBookは置いておいて、動画や音声の編集なんかには使っていきますが、色々とこのSurface Proに役割を移しても良いんじゃないかと今は思っています。それくらいには、気に入りました。

 

スペック的なことですが、事前にネットでいろいろと情報を探してみました。出たばかりということもあってか、7の情報はあまり出ていませんでした。ただ、前モデルの6どころか4くらいの情報が多いのには閉口しましたが…。ともかく主に7の情報を探しつつ6の情報も見ていったのですが、それなりに使えているというものが多かったように思います。ただ、動画編集や重たい3Dゲームなんかは無理、という情報も多く、色々とみていく中で、せっかくの機会に色々と試してみたいと思うようになったこともあって、購入するのはi7マシンでも良いかも、と思っていました。結局のところ、i7マシンの購入はかなわなかったわけですが、自分で試してみるとi5でも十分であったとも感じています。

f:id:koxi:20191214205245j:plain

DQ10ベンチマーク

ドラゴンクエストXベンチマークはとてもよいということでした。以前のマシンでもこのベンチマークは良いという結果が出ていたので、想定通りです。問題は同じスクエニの別タイトルFINAL FANTASY XIVベンチマークです。要求スペックを落としていっても快適には使えない、というレビューが多かったこのソフトですが、

f:id:koxi:20191214205536j:plain

FF XIVベンチマーク

ノート用の標準品質設定で快適、と出ています。このスコアがどれくらいのものなのかは調べていないのですが、一応快適であるという評価が出るなら、使えるということなのでしょう。マシン上部が結構熱くなっていたので、長時間使った場合にどうなるかは分かりませんが、これまでの評価からすると、良いのではないでしょうか。

 

タイプカバーですが、これはいろいろなレビューにもある通り、少し中央部がたわむ感じがします。ガシガシ打ってもちゃんと支えてくれる打感が欲しい、という方には不向きかもしれません。キーボードを斜めにしなければどうにかなるというレビューも見ましたが、正直そうやってもあまり快適ではないように思います。

トラックパッドは一応設定次第で使いやすくなります。MacBook系ではあまりならない、入力中に触ってしまって文字入力が途切れてしまうという事態に最初悩まされていましたが、トラックパッドの設定でどうにかなる、というのを見つけてからは、そういうイライラさせられる事態は減ったように思います。

サイズは普通のノートパソコンと同じサイズですから、狭くて打ちにくいというようなことはないと思います。

 

バッテリーの駆動時間ですが、メーカーは前モデルの6と比べると3時間減の10.5時間をうたっています。自分が普通にこうやってインターネットに繋ぎながらブログを1時間書いて、13%バッテリーが減っています。このまま使っていけば7時間半強ですから、まあ妥当な感じはします。一応家から持ち出すときに休止状態にしているので、5時間放置して電源を入れた状態でも100%バッテリーが残っていました。色々と複数のソフトを動作させるともっと減っていくのでしょうが、これくらいで良いと思います。

 

本体サイズはiPadProの12インチモデルとほぼ同じくらいですから、鞄選びはそれほど難しくないのではないかと思います。ただ、専用ケースに欲しいものがない(自分の欲しいiPadProにあるような本体背面/側面を保護してくれる単純なケースはキックスタンドがある都合上難しいのでしょう)ので、スキンシールを貼ることにしました。

f:id:koxi:20191214211655j:plain

スキンシール

f:id:koxi:20191214211737j:plain

スキンシール 操作時

右側にあるのはペンホルダーで、磁石のみで保持されるSurface Penが無くならないように貼り付けてあります。本体にそのまま貼ると素材のせいか粘着力が足りないのですが、スキンシールを張った上からだときちんと固定されます。ホルダーがゴムのものも買いましたが、挿すときに下に引っ張られてシールに力が掛かるので、このタイプのものがいいと自分は思います。

鞄はこれまで使ってきたものだと多くのものがサイズが足りないので、ここ数年のお気に入りブランドであるところのHERZさんの革鞄を注文しています。ただ届くのが1月ということと、革鞄で水に弱いということもあるので、ずっと使ってきている徳島の鞄ブランドVanNuysの鞄を一つ買ってきました。

 

f:id:koxi:20191214212728j:plain

VanNuys鞄

 パラフィン加工の帆布なので、それなりに水に強いですし、何より格好良いので自分的にはここの鞄がおすすめです。ただ、最近徳島店の店頭に置かれている鞄の数が減っているのは東京店に置いているからかもしれないなあ、なんて少し寂しい感じがしていますが…。

 

簡単なレビューですが、ひとまずここまでにしたいと思います。それなりの性能の、持ち運びがしやすいWindows10マシンをお探しなら、一応おすすめです。最低スペックのものだとキーボード込みで13万円程度からになりますので、お値段的にはあまりおすすめではないですが…MacBookAirよりも高いですし。ただ、MacOSマシンにはない2 in 1である点は、自分としては高く評価しています。同じようにその点を評価される方にはおすすめです。