2 in 1、あるいはSurface Go

どこの企業であっても、仕事のICT化というのは大いに進められているものと思いますが、業界によってはあまり進んでいない、というところもあると思います。私の業界でもICT化は進められていますが、主に2つある業務のうちの一方はそうなっていても、もう一方の、主となる仕事の方ではなかなか進んでいません。

業界の標準的な環境というのもなく、てんでバラバラで、同じ統括組織に属していても、その下部にある地方統括組織によって採用している環境がバラバラという、なんとも救いがない状況にあります。

そうはいってもこの仕事でのICT化というのは待ったなしの状況であり、今用意されている環境でどうにかしなければいけないというのもまた現実です。そしてそんな状況にあって、今うちの統括組織が現場に下ろしてきているのはNECの2in1マシンです。

 

入っているクラウドソフトは悪いものではないと思うのですが、如何せん大規模な採用を目的としたものらしくて、個人持ちのパソコンにそういう環境を導入したい、といっても個人で購入できるようなものではないようです。 確かにクラウドに接続せずに個人持ちのパソコンに導入してどうする、という話ですが、環境についてくるそれぞれの機能の使い道を研究したくて、使いたいと思っている次第なのです。こういうところはこの業界独自の事情なのかもしれません。

 

ということがあって、デスクワークではふつうのノートパソコンなのですが、現場の方ではこれから2in1を使いこなさなくてはいけないという状況です。しかも以前お世話になった他支店の副支店長からも「上に君の名前を出しているから、頑張って使いこなしてよ」なんて言われてしまって、後に引けない状況になってしまっています。

そんな状況にあって、タイトルのブツを買ってしまったわけです。

 

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SurfaceGo

グレードとしては低い方のSurfaceGoです。ひとまずWindowsマシンを自分のモノとするためのファーストステップとして買うことにしました。

当然なことですが、この機種ではメインマシンとしてはパワーが足りません。ネット動画サービスを使うにも色々と止まってしまったり音と映像がずれてしまったりします。ただ、モバイルマシンとしてはサイズとしては最適です。

しかし、外に持ち出すに当たって、ケースを買おうとするとiPadProよりも選択肢がかなり少なくて、自分の要求する仕様を満たすカバーをどうにか見つけたのですが、重さがかなり増してしまい、モバイルマシンとしては本末転倒な感じがしています。しかたない…とあきらめはしましたが。

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SurfaceGoキーボード

元々のSurfaceGoはタブレットとして?本体側の単体販売で、キーボードはiPadProと同様に後付けで買いました。素材はiPadProよりも気に入っていますし、打ちやすさもこちらの方が自分としては好みです。SurfaceGo側に固定できないのが難点ですが、今回買ったカバーにストッパがついているので、それで固定しています。ペンもマウス代わりに買ってみました。iPadProではマウスを使うことなんてあり得ないですが、SurfaceGoはウィンドウズというパソコンOSが走っていますから、マウスは必要だと使って感じました。こうやってキーボードを使うときにはトラックパッドがついているのでそれを使えばすむのですが、タブレット状態で使うときは時々必要になります。

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SurfaceGoキーボード2

大きさとしてはiPadProとそれほど変わらないと思うのですが、キーの打ちやすさはこちらの方が好みです。打った感じがしますので。

このSurfaceGoを買うときに色々とお店を回ったのですが、レノボのキーボード部分も液晶になっているモデルを触ってみて、ここまで潔く反応がないのは返って気持ちいい、というか未来デバイスチックで気持ちが傾いていたのですが、ハードウェアとしての評判がいまいちなのか?という感じもしたので、結果的にこのマシンになりました。上位機種にしていないのは、これが気に入ったらPro版を買おうと思っていたからで、今の気持ちとしてはそれで正解だったと思います。ボーナスで買ってしまいそうです。

 

今の私のパソコン環境について説明しますと、今までメインマシンはMacでしたが、iPadProを自宅で使うようになって、めっきりMacBookを使う機会が減ってしまっています。CD/DVDを焼くときやiPhoneを買い換えたときに動画を写すときくらいしか出番がなくなってしまいました。生活の中で使っているのはほとんどがiPadProです。

そういう使用状況の中で、新しいパソコンを買おうという気にはあまりならず、今年業界のある試験に受かって身分が変わったことに伴いついてくださっているチューター?メンター?のような指導員的立場の方が持っていらっしゃるスペースグレイのMacBookProに心惹かれていつつも今年もパソコンの買い換えはしないでも良いかなあ、なんて思っていました。

ですが、数年ぶりに仕事のマシンとしてではなく、私物としてWindowsマシンに触れてみて、久しぶりにちゃんとしたマシンを所有しても良いかもしれないなあと思ったわけです。とは言っても、パソコンとしての使用がメインではなく、タブレット的使用がメインになると思い、2in1マシンが良かろうという判断の下、Surfaceを選択することにしました。

 

ウィンドウズというOSはMac使いとしては一段低いものという認識で、それは今でもあまり変化はありませんが、マイクロソフトが作るハードウェアというのはマウスやキーボードを使っていた頃から信用を置いていました。ポインティングデバイスは個人的にはトラックボールが好きなのですが、トラックボールを作っていた数少ない企業の一つがマイクロソフトで、できも悪くなかったのです。ナチュラルキーボードも好きで正直なところアップルのキーボードよりも好きで使っていたことがあります。

 

こういう経緯があって、Surfaceを使っていこうという気に、今はなっています。移り気な私ですから、来月には変わっているかもしれませんが…。

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デスクトップ

まあ、この画面をご覧になられればおわかりになると思いますが、タスクバーは上側にあります。理由は…お察しの通りです。

 

久々のウィンドウズなので、眠らせていた昔好きだったゲームも入れてみようと思っていますが、OSのバージョンが結構上がっていますから、使えるかどうか分かりません。そういうのも含めて遊んでみようと思います。Proを買ったら、また記事をあげてみようと思います。

 

今回の言い訳:GeminiPDAは、PDA/スマートフォンで自分的必須ソフトが適切に動作しなかったので…。